生け花セミナーというものに行ってみました。
かねてから少しだけ興味はあったのですが、なかなか体験する機会を得られず・・また、男性ゆえに少し気恥しい思いもあり・・などと、もごもごブツブツ言いながらうやむやにしていたのです。
そんな自分に降って湧いたこの機会。おかげで貴重な体験ができました。
ガモウ関西のみなさん良いセミナー企画をありがとうございます。
講師は七草庵 主宰 西尾 知子先生
綺麗で上品でありながら、ときおりなんだかザックリした大雑把な物言いをされるギャップが素敵な方でした。
お花の名前もほとんどわからない自分ですが、分からないなりにバランスを考えながらお花を生ける時間はほどよい緊張感を感じる心地よいものでした。
お花は自然から切り離した時点でフィクションになる。
ウソとホントをいかにうまく織り交ぜて美しく表現するかが生け花の真髄だそうです。
正解かどうかはわからなくても、見て、感じる。
良いと思うバランスを探す。
続けていけば色々なものに通ずる審美眼が身に付きそうな感じがしますね。
男性の自分はつい物事を理論的に、理屈っぽく考えてしまいますが
”理由はうまく説明できないけど、なんかこうした方が良い気がする”
という感覚を磨くことも大切だなぁ・・と思いました。
芸術の秋。
また面白そうなもの見つけたら行ってきます。
さとC