先日のお客様との会話。
「そういえば、松岡さんにシャンプーしてもらうの、すっごい久しぶりですねー。」
「あ、そうですね。今日はもう手が空いてるんで自分がしますねー。」
”nellでは、スタイリストもできるだけ自分の担当しているお客様のシャンプーに入るようにしています。
「シャンプーは下っ端の仕事」ではなく
お客様に提供する大切なサービスの一つとして責任をもってスタイリストが入ります。
下っ端に「はい、シャンプーしといて」ではなく、できるだけ自分たちでやるんです。
ちゃんとしてるでしょ。
アシスタントに下働きばかりさせるお店じゃないんです。
良いお店でしょ。
昔はね、上の人は手が空いてても絶対シャンプーには入らなかったんです。
「おれはもうシャンプーする立場じゃねーからよ。」ってね。
その考え方がイヤだったから、自分もシャンプーに入るんですよ。
後輩の為にもね。”
会話の流れの中で、自分はこんなこと(少々脚色しておりますが)をお話していたように思います。
そんな話のあとのお客様。
「そうなんですねぇ。」
「でも、他のスタッフさんがシャンプーしてくれると、担当以外の他のスタッフさんとも仲良くなれますよね。」
・・・そのとおり。
・・・・本当にそのとおりだわ・・・・。
つまり
毎回、御来店時に松岡の手が空いており
・カウンセリング担当 松岡
・シャンプー担当 松岡
・カット担当 松岡
・ドライ・ブロー担当 松岡
・スタイリング担当 松岡
となった場合、こちらのお客様は他のスタッフと関わることはほとんどないわけで
それって果たしてnellなの?松岡美容室なの? という・・・。
もちろん、このようにして欲しいお客様がいらっしゃるのは知っていますし、
自分もこのような営業の仕方が一番正しいと思っていました。
でも、スタッフが成長してお客様に認知してもらえるようになってきたこの頃
nellに来て下っているお客様の多くは
松岡美容室ではなくnellというお店を好きになってくれているのではないかしら・・
と、希望的憶測ながら思うのです。
その現状において、松岡美容室的営業方式はいかがなものかと。
スタッフを雇用して、現場で共に仕事をしている立場としては
自分よりもスタッフが評価されることが喜びであり、やりがいであるわけで。
そう思うと、自分ばかりが前に出るのではなく
少しずつスタッフに前に出てもらうようにしていくべきだなぁ・・。
と考えさせられた良いお話でした。
また勉強になりました。
ありがとうございました。
また、スタッフの紹介ブログでも書かなくっちゃ(^v^)
さとC