いつも楽しいお題をくれる のりさん。
今回は
・バッサリ切ってしまうか
・残して変化をつけるか
の二つで、すったもんだのカウンセリングの末にカラーで遊ぶことに。
前回毛先に入れたグラデーションの良い感じの褪色を活かして
ミディアムトーンとダークトーンの2色ローライト。
濃淡のあるブルーベースのカラーは
色白でキレイなお肌の彼女にとっても似合います。
カットベースに合わせて太く入れたり、細く入れたり
間引いたり、面で入れたり。
仕上がりを想像しながら色を入れるこの時間が最高に楽しい。
主張しすぎないさりげない明度差で。
フロント、バックの内側は締めるように暗く、濃く。
顔周りに落ちる髪に明るさを残して表情が明るく見えるように。
スタイリングで前に持っていけば丸く、可愛く。
リバースにかき上げて耳にかければマニッシュに。
スタイリングの方向で、色の見え方も印象も大きく変化するので
色々なイメージを楽しめます。
この頃
ヘアデザインをする時
以前に比べてより深くユーザビリティを考えるようになりました。
職業、生活環境、好きなファッション、こだわりの部分・・・・などなど
お客様の生活に馴染んで溶け込んでこその、ヘアデザイン。
「似合わせ」とは単に造形的な意味だけではなく
こういった考え方も「似合わせ」と言えるのではないでしょうか。
自分にしかできない仕事。
あなただけに提供するヘアデザインをもっと追求していきます。
さとC